4日目 1枚目 京都東山・法然院
さて、最終日です。この日は、実は地元の友人と会えるかもしれないという事で、色々と連絡を取っておりました。その都合もあって、先に京都駅でお土産を購入してしまいました。
夜行バスの乗り場をチェックした後、一路福田平八郎先生が眠る法然院へ。
銀閣寺の参道から、哲学の道を少し戻った辺りにあるお寺です。
道すがら、同じ目的地であろう女性の方に声をかけたら、快く応じて下さって嬉しかったです。私と同じく、東京からいらしているとの事で、ご友人宅に泊まっているとか。持つべきものは友、でしょうか。
境内を一通り歩いた後、その方と別れて、いざ福田先生のお墓へ。お寺の方に場所を訪ね行ってみると、少し迷いましたが、辿り着けました。隣が、明治の文豪「谷崎潤一郎」のお墓という事で、やはり賢人同士の繋がりがあったのかなぁという事を彷彿させられます。
お線香をあげて、お墓参りを終えた私は、いざ境内へとスケッチに赴きました。とても清々しく明るい雰囲気のお寺さんで、描き甲斐がありました。
少し後ろで、小学生の女の子さんが同じくスケッチをしていたので、少し交流を交わしながら描けたのが楽しかったです。丁度、ちゃお読者くらいの年齢の方でしたので、嬉しかったです。詳しくは、レポート参照。
この一枚ですが、道すがらの人達みんなが褒めるか、感嘆の声をあげて通り過ぎて行きました。そんなに上手なのかなぁ、と半信半疑なのですが、これも福田先生の門前という事で、良いご加護があったという事でしょう。これに慢心せずに、努力を続けたいと思います。
それと、この日は、結局友人には会えないままだったのですが、お陰様でスケジュールに少し余裕が持てたので、助かりました。ありがとうございます。