4日目 2枚目 京都下鴨・加茂川
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法然院を描き終えた私は、一路下鴨へ。福田先生は、若い頃は下鴨にお住まいで、京都芸大に転入される時は、この加茂川とそこに住む水鳥を描いて入られたと聞きます。
そんなゆかりの地に思いを馳せながら描いていたのですが、丁度気候も良く、最終日の最後とあって疲れが出たのか、眠くなってしまいました。
そんな感じでうとうとしながらのんびりと描いた一枚です。
この場所からの風景は、本当に不思議なくらい、民家が見えません。道一本入れば、普通の町中なのですが、加茂川一帯は保護されているのでしょう。明るく開けた加茂川に、幾重にも関が連なり、遠景には山の稜線が見える。民家の気配はなく、豊かな自然が感じられ、川面にはシラサギや鴨などの水鳥が憩う、そんなのどかな場所です。
少し後ろで、男の方が水彩でスケッチをされていました。気付いた時には、どこかへ行ってしまわれていましたが、絵を描くにも丁度良い場所の様です。