液晶ペンタブレット(Wacom Cintiq 13HD)レビュー
今回は、ワコムの液晶ペンタブレット、Cintiq 13HD本体のレビューを書こうと思います☆
購入の動機
2015年の春に、パソコンを新しく買い替える事になりました。調べたら、今まで使って来たペンタブが対応しないみたい。それで、ペンタブも新しく買い替える事にしました♪
ここ数年でついにお仕事の実績を積む事が出来たので、やっぱり道具もちゃんと揃えなきゃ...って☆ 丁度、ワコムの小型液晶ペンタブレットが流行っていたので、前々から必要かな〜って思ってたのです♪ 別用途で貯金していたお金のうち、10万をパソコン本体に、8万をペンタブレットに振り分ける事にしました。
価格比較&中古で購入♪
2013年4月発売のワコムのCintiq 13HD。8万円を切る価格で液晶ペンタブレットが手に入るとあって、発売当初はかなりの売れ行きだった様ですね!! もちろん、あたしも8万円位で購入出来ると思っていたのですが...
2015年の1月に、為替レート変動の影響により値上げ。型番も変わって、あたしが探していた2015年の3月頃の最安値は10万円弱。お金がたりな〜い(泣)
それで、安い中古ないかな〜って、ソフマップとかアマゾンとか1週間位見てたんだけど、ほんっと出ないですね...!! ヤフオクには少し出品されてたけど、状態が良い品物は9万円を超える状況。
で、少し粘ってグーグル検索で10ページ目に安い中古がヒット!!!PCワンズさんで7.5万円位の中古を発見ーーー(*^▽^*)ノ☆ すぐに発注をかけました!たまたま在庫があって良かったです♪
液晶ペンタブレットcintiq 13HDが届いたよ!
発注して2〜3日ですぐに届きました!!cintiq 13HD!!
中古品でしたが、付属品もきれいで全部揃ってて良かったです♪
プロペンケースの内容はこんな感じでした。替芯、初期のロットだと標準芯にフェルト芯とストローク芯も一緒に入ってた様ですが、私が手にしたのは全て標準芯のロットでした!
何年頃に切り替わったのかは不明ですが、とりあえずこの内容から一番古いロットではない事が分かりますね。まぁ中古なら新しい方が良いのでOK!! 9月頃にワコムストアでフェルト芯(FUZ-A121)だけ別途購入しました♪ フェルト芯、非奨励ですが普通に使えてます♪
セットアップしてこんな感じ☆
販売時の状態で、裏に傷ありという事でしたが、こんな感じでした。予想より傷付いてたけど、裏なので問題なし☆ 液晶面にはほとんど傷もなく、きれいな状態の中古を手に入れました♪
あたしが使ってるPCは、iMac Late2012 21.5inchです。外部ディスプレイポートは Mini DisplayPort。Cintiq 13HDは、HDMI端子なので、変換アダプタが必要。皆さんのレビューを参考に、エレコムの変換アダプタを購入しました♪
amazonのレビューだと壊れやすい様なので、あまり動かさずに丁寧に扱う必要があるみたいです! 8ヶ月位使ってるけど、今のところ問題なく接続出来てます☆
このレビューを書いている、2015年12月現在の様子です♪ 以前mac miniで使っていたサブディスプレイもつなげて、液晶ペンタブと合わせてトリプルディスプレイ状態! 自作の木製スタンドもどっしりしていていい感じです(*^v^*
あと、液晶保護フィルムも同時に購入して貼ってます!皆さんのレビューで好評のELECOM 液晶保護フィルム!!反射低減仕様ですが、普通にお部屋の照明を反射するので、本体の設置場所とか工夫する必要がありますね。今は製造中止になってるので、安く手に入れるのが困難な状態です〜。
ミヤビックスの液晶保護シートも、予備で買ってあります♪ まだ使ってないけど、ELECOM製が傷だらけになったら、貼り替える予定です☆
追記;2023年9月に張り替えました!エレコムの液晶保護シートと同じ感じの質感で使用感は変わりないです🎵 エレコム製より反射が抑えられて、よりいい感じです☆
メリット・デメリット
メリット
- ペン先に画面があるので、とにかく描きやすいです!
- 紙に描くのと同じ気軽さで描けてます☆
- 繊細な線画やラフでも十分に対応出来る品質を実感出来ました。
- カラーラフを描くのがとっても効率的で気軽!ラフを描いて、即色を入れられるのは楽しいです♪
- 紙と同じ感覚なので、簡単な書き文字を加えるのが容易!
- 液晶ペンタブは拡大しながら描く。PCのディスプレイは縮小で全体表示。こうする事で、全体を即時に確認しながら作業出来るのはメリットが大きいです!!
- ラフを描きまくっても、パソコンに保存されるのでスペースを取らない!
- 熱源が右下にあるので、冬はほんのり温かくて良い感じ。夏は暑いので、180度回転して使ってます。
- アナログ定規を直接当てられるのでとっても便利!(保護シート傷付き防止の工夫が必要☆)
デメリット
- 新品で8〜10万円位とやっぱり高価!
- お部屋の照明を反射して描き辛いので、設置場所を工夫する必要あり。場合によっては、机の配置を変える事も必要。
- 画面が小さいので、漫画の原稿用紙(B4)を原寸で表示させて描きたい人には不向きです。
- 液晶面が傷付き易いので保護シートは必須。これも結構高いです〜。
- ipadの様な単独で動く機種ではないので、外出先でのお絵描きは無理。
惜しい点
- 本体に付いてるファンクションキーがちょっと固くて押しにくい。「やり直し」みたいな連打するシーンには不向き。たま〜に使う機能を割り当てとくと良いかも。
- 本体接続部のコネクタが、少し弱い感じがする。
価格と型番変更について
2015年12月現在で、型番変更を2回している機種です。
- 2013年4月モデル DTK-1300/K0
- 2015年1月モデル DTK-1300/K1
- 2015年7月モデル DTK-1301/K0
今のところ、型番変更の度に最安値がつり上がる傾向があるので、将来的にも注意が必要。折角価格競争で8万円台まで落ちても、型番変更が入ると10万円以上の定価付近に戻ってしまいます。ちなみに、価格.comによる過去の最安値は、2014年2月頃の73000円みたいです。
型番変更による仕様変更はない様です。amazonの商品ページを見ると、『 製品スペックは旧型番と同様』の旨の表記があります。
2015年1月の型番変更の理由は、公式ページで『昨今の急激な為替の変動』とありました。7月は何でだか公式アナウンスがないので不明です。
高い買い物なので、新品で購入する場合は価格.com等をチェックして、納得出来る値段で購入出来るといいですね!
8ヶ月目の感想とレビュー☆
今の所マンガ制作には使ってないので、イラスト制作のみの感想になります。
元々B5のコピー用紙を使ってラフや楽描きを描いて来たので、大きさは丁度良かったです♪ ディスプレイ部分が、B5を横に倒した大きさとほぼ一緒で親しみがわきました☆
今まではwacomのintuos1というとっても古いペンタブレットだったので、すごく進化したなぁ〜って。使用ソフトも、フォトショップからCLIP STUDIO PAINTに変更。仕上がりの雰囲気が少し変わりました!テクノロジーの進化によって、良い方に変わったな〜って思いました(*^v^*
付属のスタンドについてはグラグラして使いにくいという噂でしたが、実際に少し使ってみたらちょっと不安定な感じがしました。なので、自分で木製スタンドを作りました!こちらで紹介してますので、良かったら参考にしてみて下さいね♪
あと、アナログのペン入れはやり直しが効かないけど、デジタルなら何度でもやり直しが出来たり、ちょっと位置の調整が出来たりと柔軟に描き進められます♪ アナログ、デジタル、それぞれの良さがあると思うけど、とっても便利な道具を手に入れた感じです(*^v^*
液晶ペンタブレットにしたからって、上手くなる訳じゃないのだけど、お絵描きがより楽しくなるって大事だな〜って☆ 楽しく描けていーーっぱい描くから上達するんですもんね!! 折角いいツールを手に入れたので、沢山活用して行きたいと思います!!
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